IMGアカデミーの男子ゴルフプログラム
IMGアカデミーの男子ゴルフプログラムでは、コーチ陣が学生アスリート一人ひとりのニーズやスキルレベルを把握し、学期ごとの個別トレーニングプランとトーナメントスケジュールを作成します。
学業とゴルフの技術向上、そして個人としての成長に重点を置きながら、総合的な育成を行います。
IMGアカデミーの男子ゴルフプログラムについて見てみるこのページの目次
紹介動画
IMGアカデミーはYouTubeチャンネルを開設しており、プロモーションやトレーニングの様子、卒業生のインタビュー動画などを発信しています。
ゴルフプログラムだけでも3~5分ほどの気軽に視聴できる動画が数十本ありますので、ぜひご覧になってみてください。
ゴルフプログラムの再生リスト実績

2022-2023年度のスクールイヤーでは、IMGアカデミーの選手が55のジュニアゴルフトーナメントで優勝し、彼らのうち数人は、すでにプロゴルファーとして活動しています。
入学したその日から個々に合わせたトレーニングプランとリクルート支援を実施し、NCAAディビジョンⅠ(全米大学体育協会の最高位)の大学へ進学する学生も多いです。
学費

宿泊費や食費その他が含まれるため、寮生と通学生では学費が異なります。「BOARDING」が寮生にあたり、日本から留学する場合はそちらに該当するので、赤で囲った列をご参照ください。
上記のグレードを日本の学校に当てはめると下記のようになります。
- POST-GRAD=ポストグラデュエート(※)
- HIGH SCHOOL(9-12TH GRADE)=高校生※アメリカの高校は4年制
- MIDDLE SCHOOL(6-8TH GRADE)=中学生
また、学費は米ドル表記であり日本円換算ではその時々の為替レートで変化するため、下記ページをご活用ください。
男子ゴルフプログラムの学費についてさらに詳しく知りたい方は、下記PDFをダウンロードください。
男子ゴルフプログラムの学費をダウンロード※ポストグラデュエート:アメリカの教育制度において、高校を卒業した後に大学へ進学せず、1年間を特定の準備期間にあてる教育プログラムや年のこと
競技とツアー
主要トーナメントへの参加
同じ目標やスキルレベルを持つ仲間とともにトレーニングを行いながら、地域・全国レベルの大会に出場し、実際にコースに出る経験を積んでいきます。
どの大会に参加するのかは選手の経験やスキルに応じてコーチと協議の上で決定。一人あたり年間で7大会(秋に3大会、春に4大会)に出場するのが通常です。
これまでの出場実績のある主な大会には以下のようなものがあります。
- IMG Academy Junior Golf Tour(IMGアカデミージュニアゴルフツアー)
- American Junior Golf Association(AJGA)(全米ジュニアゴルフ協会主催大会)
- ANNIKA Invitational(アニカ招待)
- Junior Ryder Cup(ジュニア・ライダーカップ)
- Kathy Whitworth Invitational(キャシー・ウィットワース招待)
- U.S. Jr. Boys(全米ジュニア男子選手権)
- Scott Robertson Memorial(スコット・ロバートソン記念大会)
- Southern Jr.(サザンジュニア選手権)
- Symetra Tour Events(シメトラツアーイベント)
- Western Jr.(ウェスタンジュニア選手権)
- World Junior Golf Ranking(WJGR)Tournaments(世界ジュニアゴルフランキング大会)
- Wyndham Cup(ウィンダムカップ)
IMGアカデミージュニアゴルフツアーは、既存のゴルフパフォーマンスカリキュラムと連携し、選手が年齢や技術レベルに応じて成長し、将来的な成功につながる安定した基盤を築くことを目的として開催されています。
施設
IMGアカデミーの男子ゴルフプログラムでは、以下の施設を活用しながらトレーニングと競技を行います。
- ゴルフセンター(選手とコーチのミーティングルーム、コーチオフィス、Cool Clubs提供のツアースタジオ完備)
- 両面使用可能なドライビングレンジ(フェアウェイバンカー付き)
- 複数のターゲットとパッティンググリーン
- ポータブルTrackMan、Capto Putting、K-Vest(ツアースタジオの最新テクノロジーを活用し、練習レンジやグリーンで使用)
- 18ホールのゴルフコース
その他の施設
- 学生寮
- キャンパスセンター:カフェや書店、ラウンジなどが完備され、学生同士の交流や学習のサポートのための施設
- アカデミックセンター:通常の授業を行う教室に加え、化学実験室やアートスタジオなどが完備された校舎
キャンパスツアーの動画
年間トレーニングスケジュール
IMGアカデミーのゴルフプログラムでは、技術的な基礎からコース戦略、メンタルの強化や目標設定に至るまで徹底したテストと競技環境を整えることで、すべてのレベルの選手が明確な成長の道筋を描けるようになっています。
また、詳細な選手パフォーマンスレポートを活用し、ドライバーやアプローチショットの精度、ショートゲームやパッティングのテスト結果、コース内外での重要なスキルなど、各選手の強みや課題を可視化します。
これにより、選手一人ひとりが必要な改善点を明確にし、目標達成に向けた具体的な計画を立てることが可能となるのです。
スケジュール概要
テスト | 技術 | 課題 | トーナメント | 移行 |
測定と評価 | 計画と練習 | 試行と再評価 | 準備と実践 | 振り返りと評価 |
Weeks 1~2 | Weeks 2~4 | Weeks 4~6 | Weeks 6~8 | Weeks 8~12 |
データを分析する | サービス期間 | 実践スキルのテスト | 練習ラウンド | 成長の進捗を確認する |
潜在能力を評価する | パターンや習慣を再構築する | 競争環境を作る | 戦略を立てる | 新たな優先事項とアクションを設定する |
優先事項とアクションを決める | 個別の練習計画を立てる | 柔軟性と適応力を養う | ルーティンとプロセスを確立する | 明確な目標とコミットメントを持つ |
成果目標
テスト | 技術 | 課題 | トーナメント | 移行 |
すべての分析データを確認し、基準を設定する | 必要な情報とアクションを明確に理解する | さまざまな分野でのスキルの確立と適応力の向上を確認する | A、B、Cゲームの差を縮め、一貫したパフォーマンスを発揮する | 改善すべき分野を明確にし、次のステップに向けたアクションを確立する |
コーチングスタッフ
ゴルフディレクター:ケビン・クラーグス(Kevin Craggs)
ケビン・クラーグスは、2019年6月にIMGアカデミーのゴルフディレクターに就任しました。元PGAプロフェッショナルとしての経験を持ち、25年以上にわたる指導実績があります。
ヨーロピアンツアーで数年間プレーした後、指導者へ転身し、長年スコットランドナショナルチームのコーチを務めました。ジュニアからプロレベルまでの選手育成に携わり、ヨーロッパおよびアメリカのツアーで活躍する選手を輩出。スコットランドのゴルフ界のレジェンド、コリン・モンゴメリーやIMGアカデミー卒業生のポーラ・クリーマーとも関わってきました。
ケビンの主な経歴は下記のとおりです。
- フルタイムツアーコーチ(2016年~現在)
- SCUリードパフォーマンスコーチ(2014~2015年)
- SLGAナショナルコーチ(2006~2014年)
- フルタイムパフォーマンスコーチ(2001~2005年)
- ゴルフディレクター兼ヘッドインストラクター(1996~2000年)
- ツアープロとして世界中で競技(1990~1995年)
- PGAトレーニング修了(1987~1989年)
- 1987年にプロ転向
コーチ陣
コーチ名 | 役職 |
ケビン・クラーグス(Kevin Craggs) | ゴルフディレクター |
アンドレス・ベラ(Andres Vera) | 学生アスリートアドバイザー |
カーリー・ヘンダーショット(Carly Hendershot) | ビジネスマネージャー |
カーティス・ペッチェ(Curtis Petsche) | プログラムマネージャー |
ダニエル・シュック(Daniel Shook) | ゴルフオペレーションコーディネーター |
イーサム・ムリーン(Essam Mourine) | ゴルフコーチ |
まとめ
IMGアカデミーの男子ゴルフプログラムでは、プロや大学など、その先のステージで活躍することから徹底して逆算し、必要なトレーニングや教育を提供しています。
また、本校は単なるスポーツ校ではなく人間的な成長を特に重視しており、学業にも力を入れていることが大きな特徴です。
世界トップクラスの環境に身を置きながら、途中で競技人生とは異なる道を見出した学生にも、その門戸が開かれるように全力でサポートします。
もしご興味を持っていただけましたら、IMGアカデミー公式代理店までお気軽にご相談ください。