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IMGアカデミーのフットボールプログラム

IMGアカデミーのフットボールプログラムでは、選手の総合的な成長と発展を重視しながら競合大学へ進学する機会を窺います。

各選手には、ヘッドコーチ、ポジションコーチ、筋力・コンディショニングコーチ、アスレティックトレーナー、教師、大学進学アドバイザーなどの専門スタッフによるサポートが付き、集中的に育成プログラムに取り組みます。

IMGアカデミーのフットボールプログラムについて見てみる

IMGアカデミーフットボールプログラムの紹介動画

IMGアカデミーはYouTubeチャンネルを開設しており、プロモーションやトレーニングの様子、卒業生のインタビュー動画などを発信しています。

フットボールプログラムだけでも3~5分ほどの気軽に視聴できる動画が数十本ありますので、ぜひご覧になってみてください。

フットボールプログラムの再生リスト

IMGアカデミーフットボールプログラムの実績

IMGアカデミーのフットボールプログラムは、学アスリートの育成と大学進学支援において全米最高峰であり、選手個々が自分の可能性を最大限に引き出す機会を獲得し、大学進学や次のレベルで競技を続けるための環境を提供しています。

IMGアカデミーフットボールプログラムの学費

ここでは、IMGアカデミーの学費についてご説明します。

日本からの留学生は「BOARDING」に該当

宿泊費や食費その他が含まれるため、寮生と通学生では学費が異なります。「BOARDING」が寮生にあたり、日本から留学する場合はそちらに該当するので、赤で囲った列をご参照ください。

上記のグレードを日本の学校に当てはめると下記のようになります。

  • POST-GRAD=ポストグラデュエート(※)
  • HIGH SCHOOL(9-12TH GRADE)=高校生※アメリカの高校は4年制
  • MIDDLE SCHOOL(6-8TH GRADE)=中学生

また、学費は米ドル表記であり日本円換算ではその時々の為替レートで変化するため、下記ページをご活用ください。

米ドルを日本円に換算

男子フットボールプログラムの学費についてさらに詳しく知りたい方は、下記PDFをダウンロードください。

フットボールプログラムの学費をダウンロード

※ポストグラデュエート:アメリカの教育制度において、高校を卒業した後に大学へ進学せず、1年間を特定の準備期間にあてる教育プログラムや年のこと

IMGアカデミーは学業にも力を注ぐ進学校

なお、IMGアカデミーは数々の有名なアスリートを輩出していることからスポーツ校として知られますが、スポーツだけに特化した学校ではありません。

高校卒業時には、アメリカの大学進学に必要な資格を取得できます。まさに、“文武両道”を体現する教育環境です。

決して安くはない学費はスポーツ教育にのみでなく、一人ひとりの学生が人間として総合的に成長するためのカリキュラムに充てられています。

時間割のモデルケース※実際の時間割表とは異なります。
IMGアカデミーの学業について

IMGアカデミーフットボールプログラムのチーム

IMGアカデミーのフットボールプログラムには、さまざまなレベルで競技する4つのチームがあり、6年(日本でいう中学1年生)生から12年生(高校3年生)の学生アスリートが対象です。年齢、スキルレベル、ポジション、目標に応じて最適なチームに振り分けられます。

日本とアメリカでは学校制度のシステムが異なるため単純な比較はできませんが、各チームを日本の学校に当てはめると下記のイメージとなります。

また、チーム分けとは若干違うものの、他のポジションとは異なるスキルや戦術眼が必要となるクォーターバックの選手のみが、NFLで活躍した元一流プレイヤーから直接指導を受ける機会もあります。

ナショナルチーム

ナショナルチームは、全米トップクラスのチームと対戦する非常に競争の激しいスケジュールをこなします。

選手たちは7月にプレシーズントレーニングキャンプを開始し、秋に10試合以上を戦い、冬のオフシーズンにはさらなるトレーニングと春季練習試合に臨みます。

全米トップクラスの大学が視察に来る選手やNFLを目指す選手が所属しており、プロレベルへの道を切り開くためのチームです。

リージョナルチーム

リージョナルチームは、フロリダ州トップ50チームの一角として、高レベルな競争環境で成長できるチームです。

フロリダ州内トップ250チームとの対戦に加え、州外や海外の試合にも参加し、2022年・2023年にはNFLアカデミー(ロンドン)との対戦、2024年にはダブリン(アイルランド)やミュンヘン(ドイツ)での試合を予定をこなしました。

リージョナルチームは地域レベルで競争力を高めながら、全国・国際的な舞台でも経験を積めるプログラムとなっており、2023年・2024年のサンシャイン・ステート・インディペンデント・アソシエーション(SSIA)フロリダ州選手権を連覇するなど、確かな実績を誇ります。

ステートチーム

フロリダ州内のさまざまなチームと対戦し、選手のスキルを磨くことに重点を置いたチームです。

州内の競争の激しいリーグで試合を経験しながら、スキル向上とチームワークの強化に取り組みます。

ナショナルチームやリージョナルチームへのステップアップを目指す選手にとって、実践的なトレーニングを積む貴重な機会となります。

ポストグラデュエートチーム

大学進学を目指す15名の選抜選手向けに設計された、集中的なトレーニングプログラムです。

ナショナルチームの練習に組み込まれ、トップレベルの高校生と対戦する機会を確保しながら、ポジション別の強化トレーニングを徹底し、スカウト向けの練習映像を作成します。

公式試合には出場せず、トレーニングと大学進学の準備に集中することが主な目的です。

IMGアカデミーフットボールプログラムが利用する施設

IMGアカデミーのフットボールプログラムでは、最先端の設備を活用し、選手の競技力向上と総合的な成長をサポートしています。

最新スタジアム

  • 5,000人収容
  • 新設の人工芝フィールド

練習場

  • 専用フットボール練習フィールド(天然芝・人工芝)
  • 20以上のマルチスポーツフィールド(年間を通じたトレーニングと育成)

フィールドハウス

  • プロ仕様のロッカールーム
  • フットボールコーチのオフィス
  • 試合や練習の振り返りを行うチームミーティングルーム
  • 映像分析設備

屋内人工芝施設

  • スピード・敏捷性トレーニング専用
  • 専門コーチによる指導

その他の施設

  • 学生寮
  • キャンパスセンター:カフェや書店、ラウンジなどが完備され、学生同士の交流や学習のサポートのための施設
  • アカデミックセンター:通常の授業を行う教室に加え、化学実験室やアートスタジオなどが完備された校舎

キャンパスツアーの動画

キャンパスツアーの再生リスト① キャンパスツアーの再生リスト②

IMGアカデミーフットボールプログラムが活用するテクノロジー

GPSモニタリングシステム

選手の負荷、動き、スピードを測定し、最適なトレーニングプランを策定します。

最新トレーニング機器

  • TEK Sleds:タックル練習に使う衝撃吸収型のソリ状トレーニング器具
  • MOD Sleds:押し込み練習を行うための可動式トレーニング器具
  • ポストマウントトレーナー:パスキャッチなどを反復練習するための固定式練習器具
  • QBトレーナー:クォーターバック専用の、パス精度や投球技術を高めるためのトレーニング機器

IMGアカデミーフットボールプログラムの年間トレーニングスケジュール

7月に秋学期のチェックインを行い、プレシーズンキャンプの準備を開始します。

キャンプでのプログラム内容は下記となります。

  • 通常練習
  • 筋力・コンディショニングトレーニング
  • ポジション別トレーニング
  • 選手評価

ワークアウトでは、筋力・コンディショニングを重視しながらトレーニングを実施し、練習後にはオリエンテーションやチームミーティングを行います。

フットボールシーズンが開幕し、全米トップレベルのチームと10試合以上のシーズンを戦います。過去の対戦相手は下記のような強豪校ばかりです。

  • チャンドラー高校(アリゾナ州)
  • フーバー高校
  • マイアミ・セントラル高校
  • コロナ高校
  • セント・フランシス・アカデミー
  • イースト高校(ユタ州)

秋学期が始まると、午前中は授業、午後はフットボールのスケジュールでトレーニングを進めます。

また、大学進学アドバイザーチームのサポートが導入され、各学生アスリートに専任のアドバイザーが割り当てられます。

学生一人ひとりにとって最適な進路を見つけるためにサポートすることが、専任アドバイザーの役割です。

オフシーズンに入り、アスレチックパフォーマンスと育成専門のコーチングスタッフによるトレーニングが行われます。

この期間は学業に集中する時間でもあり、SAT(※)やACT(※)や大学進学に向けた準備を、大学進学アドバイザーチームのサポートを受けながら進めます。さらに、2年生と3年生は希望すれば、さまざまな大学のキャンパスツアーに参加することができます。

※SAT・ACT:アメリカの高校生向けの大学進学に向けた学力を図る標準テスト

春季フットボール練習が開始され、スタッフの指導のもとでトレーニングが行われます。学業面では年度の締めくくりに向けて、成績を維持・向上させることに重点を置く時期です。

3年生は大学アドバイザーと連携し、NCAAの必須要件、入試プロセス、必要なテストスコアについて理解を深め、進学に向けて本格的に始動します。

過去のシーズンでは、

  • 200以上のNCAAディビジョンIの大学プログラム
  • 米国軍事アカデミー
  • アイビーリーグのコーチを含む400人以上の大学コーチ

がリクルートのためにIMGアカデミーを訪れました。

プログラムの成長に伴い、学生たちが得られる大学進学の機会も拡大しており、これまでの卒業生のうち2/3以上がNCAAディビジョンⅠのFBSプログラム(※)へ進学しています。

※FBSプログラム:NCAAディビジョンⅠの中でさらに規模や施設、奨学金の数など一定の基準を満たした大学

IMGアカデミーフットボールプログラムのコーチングスタッフ

フットボールディレクター:カイル・ブレイ(Kyle Brey)

カイル・ブレイは、ノースカロライナ州シャーロットのアードリー・ケル高校でヘッドコーチを務めた経歴がある人物です。

同校は生徒数3,200人以上を誇る州内最大の公立高校(2017年時点の入学者数による)であり、ブレイはこのプログラムを指揮し、チームをNCHSAAプレーオフに2年連続で導きました。

また、2018年には学校史上初となるカンファレンスチャンピオンシップを獲得し、プログラムの発展に大きく貢献しました。

カイルの経歴は下記のとおりとなっています。

  • アードリー・ケル高校 ヘッドフットボールコーチ
  • ノートルダム大学 イベント管理 & オリンピック施設プログラムディレクター
  • オハイオ州立大学 オフェンシブ・クオリティコントロール
  • ヤングスタウン州立大学 タイトエンド & コ・スペシャルチームコーチ
  • ネブラスカ大学 オフェンシブ・グラデュエートアシスタント
  • カンザス大学 オフェンシブ・グラデュエートアシスタント
  • カンザス大学 クオリティコントロール・スペシャルチームコーチ

コーチ陣

コーチ名役職
カイル・ブレイ(Kyle Brey)フットボールディレクター
クリス・デニス(Chris Dennis)ステイトチーム ヘッドフットボールコーチ
ドン・ゾロティ(Don Zoloty)アシスタントディレクター(フットボール戦略・事業開発担当)
ジェフ・ポンド(Jeff Pond)リージョナルチーム ヘッドフットボールコーチ
マット・レーン(Matt Lane)アシスタントディレクター(フットボールオペレーション担当)
アリソン・デニス(Allison Dennis)プログラムマネージャー(フットボールオペレーション担当)

まとめ

IMGアカデミーのフットボールプログラムでは、プロや大学など、その先のステージで活躍することから徹底して逆算し、必要なトレーニングや教育を提供しています。

また、本校は単なるスポーツ校ではなく人間的な成長を特に重視しており、学業にも力を入れていることが大きな特徴です。

世界トップクラスの環境に身を置きながら、途中で競技人生とは異なる道を見出した学生にも、その門戸が開かれるように全力でサポートします。

もしご興味を持っていただけましたら、IMGアカデミー公式代理店までお気軽にご相談ください。

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